FIGURE フィギュアスケート

フィギュアスケート技の解説

スピンの基礎

基本的なスピンは3種類です。

  1. まっすぐに直立したアップライト系スピン
  2. しゃがんだ状態のシット系スピン
  3. 上体と片足を氷と平行の位置に保ち、T字型になって回るキャメル系スピン

これらにバリエーションを加えることによって名前が変わります。回転方向はジャンプと同様、反時計回りの選手が大多数です。レベルは1から4に分かれますが、難易度は様々な要素の複雑な組み合わせで決まりますので、まずは

  • 軸がぶれていないか
  • 同じ場所で回っているか
  • きれいな姿勢がとれているか

の基本ポイントに注目してください。

シットスピン

シットスピン

©ジャパンスポーツ

シットスピンは、その名前のとおり、片足で“しゃがんだ姿勢”で回るスピン。フリーレッグ(軸足に使っていない足)をまっすぐ前に伸ばした、前傾姿勢が基本。中腰ではなく、きちんと腰が落ちていなくては美しいシットスピンになりません。しゃがんだお尻の下の位置が、膝よりも低くならなくてはいけないとされています。

キャメルスピン

キャメルスピン

©ジャパンスポーツ

伸ばした片足を軸にして、上体を氷と平行になるように倒してTの字型になって回るスピン。上体をひねって上を向いたり、腕を使ったりして、さまざまなバリエーションが展開できます。

レイバックスピン

レイバックスピン

©ジャパンスポーツ

片足を軸に、上体を反らした状態で回るスピン。主に女子が行います。フリーレッグをまっすぐ後ろに伸ばした姿勢が美しいとされています。美しいポジションのレイバックスピンはまるで氷の上に花が開いたように見えます。

ドーナツスピン

ドーナツスピン

©ジャパンスポーツ

キャメルスピンの変形。フリーレッグを後ろから頭をつけ、ドーナツのように丸く見えることから、こう呼ばれています。ビールマンスピンと同様、優れた柔軟性が要求される技。日本の中野友加里選手のドーナツスピンは世界一とも評価されています。

ビールマンスピン

ビールマンスピン

©ジャパンスポーツ

1981年世界選手権で優勝した、デニス・ビールマン選手が世界で初めて行ったことから名前がつきました。両手あるいは片手でフリーレッグのブレードを持ち、背後から頭上に持ち上げた形のスピン。女子がほとんどですが、男子でも日本の柴田嶺選手のように、しなやかな体でこのスピンを見せてくれる選手もいます。